最も視聴率が高かった歌手
1989年~2024年
(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
紅白歌合戦の中で歌手別の歴代最高視聴率を獲得したのは1998年に安室奈美恵の64.9%。前年の紅白を最後に1年間の産休に入って以来のステージに注目が集まった。なお、前年の1997年の歌手別最高も安室で59.1%。2017年の紅白でも48.4%で1位となっている。
2位は「DREAMS COME TRUE」の62.0%。
SMAPは歌手別の最高視聴率をこれまでに8回記録。2000年から2002年、2005年から2007年と3年連続、合わせて6回トップとなるなど圧倒的な強さを見せ、2位以下を大きく引き離している。
2位は安室奈美恵、嵐で、ともに3回。
歌手別の視聴率が60%を超えたのは1990年台の数回のみ。2000年台になると、2003年にSMAPが記録した57.1%が最高となっている。続いて2002年に中島みゆきが紅白初出場で話題を集めた時の52.8%。
近年は平均視聴率が大きく低下。当然ながら歌手別の最高視聴率も右肩下がりとなっている。2020年以降は歌手別最高も40%を割り込み、2021年、2022年の最高だった福山雅治、MISIAともに30%台に終わっている。